名前のない料理店
こんにちは。夏はやっぱり白ワイン、金曜担当のケイティです。
名前のない料理店で久々のコース料理を堪能してきました。
といってももそこはお店を構えてるわけではなく、ケータリング専門。
出張先でコースを振る舞ってくれるわけです。
某ゴージャスマンションのパーティールームにシェフを招いての会。
県産食材を使ったフレンチです。
全て県産を、シェフのこだわりが垣間見れます。
6品で6000円というわりと高めのお値段ですが、
ケータリングでセレブ感も味わえると思ったら妥当かも。
お料理はもちろん美味しかったのですが、
それよりも感動したのがシェフのパフォーマンス。
といっても鉄板の上で胡椒クルクルするわけではなく。
一品一品、メニューと食材の説明をしてくれるんですが、
その説明が素晴らしい。
たとえば、クレソンに野生という冠をつけて紹介する。
野生は貴重なんです、味がしっかりしているんですと言われると
彩り程度かと思っていた葉っぱが急に存在感を増すんですね。
そしてソテーされている魚も35mの深さで捕ったと言われると、
フカヒレかキャビア並みのレア感が・・・
結論。
すべては見せ方、伝え方。
説明一つでありきたりの食材にも高級食材にもなり得るわけですね。
これはすべて通じますよね。
私が向かっているプロデュースという行為も、
商品をより魅力的に見せ、より顧客に必要とされるように
市場に出してあげる。
今の仕事でもどうやったら沖縄の価値を効果的に
プロモーションできるかというのを日々考えているわけですが、
ヒントはあらゆる機会に溢れていますね!
エンゲル係数が高そうだと言われた食への投資も、
無駄じゃないんですね。
そして明日もまた食べる、マイライフ。
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