夏のどろぶっくわぁ祭り
週末職場で土作りをしました。
パンツ一丁で、泥まみれになりながら
ひたすら土を踏んだり、手で団子にしたりを繰り返して作業をしていきます。
最近は工房も機械化が進み人の手による作業が減っていますが、ここにあえてひと手間かけてます。
職場が会社になり、合理的に、効率的になって行くなかで、あえて時代に逆行する行為は果たして良いのだろう?
と、思う事もありました。
土作りが終わった後汗ダラダラ、腕も足もぱんぱん、おまけに超泥だらけでそこからまた着替えたら通常の作業に戻るので、もうとにかくヘトヘトです。
でもだからこそ、土に対して思い入れが強くなるのかもしれません。
理屈で言う「土を大事にしよう!」って言葉より、こんだけ手間暇かけて作った土を雑に扱う方が馬鹿らしく感じるので、まさに百聞は一見に如かずと言う事ですね。
そして人の手で触られた土は機械を使うより粘りが出ると言われますが、実際比べてみて痛感します。
目の前の問題として効率化はとても大事ですが、一見無駄そうな行為でも結果先に繋げられる架け橋になればアナログな行為は決して無駄ではないはずです。
それどころかアナログこそが僕達モノづくりに必要不可欠な技術だと思うなぁ。
関連記事